プロの知識と技術を駆使して行う美容室でのカラーは仕上がりも見事なもの、しかし1ヵ月もすると根本と毛先の色の違いが目立ち始めます。
全体を均一に染めても伸びてきた根本の毛色は気になるもの、それを上手にカバーしてくれるのが美容室でできるリタッチです。
髪の毛が伸びてきた際悩みになる毛先との色の誤差
好みの髪型にできてあらゆる髪のお悩み解決の糸口ともなる美容室、豊富なヘアメニューの中に見るリタッチとは、どのような施術か知らない人もいるでしょう。
ヘアカットだけではなく美容室は髪を染めることもできる場所、ヘアカラーをした直後は全体的に均等な髪色の美しさです。
リタッチとはヘアカラー後に関わるメニュー、いくら綺麗に美容室で染めても、やがて根本部分が伸びてきて毛先との色の差が気になり始めます。
そのまま放置すると髪の毛はさらに伸びて、根本と毛先の色の違いが余計に目に付くようになるはず、そこでリタッチの出番です。
髪の毛は全体的に染めるのがヘアカラーという印象ですが、リタッチとは丸々全体を同じように染めるわけではありません。
伸びて色の差が気になったところだけを染められるリタッチとは、まさに毛先と根本との色の差で悩む人のお助けヘアメニューです。
ではリタッチとは必ず美容室でなければできないかといえばそうではなく、セルフでも可能です。
しかし、やはり美容室でのケアの方がキレイに仕上がります。
伸びてきた部分的な対処なら時間も早く済む
見た目印象を変えたり自分の理想に近づけるなど、美容室でのヘアカラーは仕上がりも楽しみになります。
全体染めをするとなればそれなりに時間が必要であり、全体へのカラー剤の塗布で髪のダメージも気になるかもしれません。
それが根本だけ気になるのであれば、美容室でも全体的に染める必要はないです。
根本といった狭い部分的なカラーができるリタッチとは、頭皮の髪の毛の根元から毛先までカラー剤を塗布することはありません。
ほんの根本の気になる部分にのみ塗布するので、その分だけダメージも押さえられます。
加えて全体ではなく部分的カラーになりますので、ヘアカラーを行うとしても時間は部分的だけに早いです。
極力ヘアダメージを少なくしたい、根本だけカラーしたい人にリタッチとは心強い味方、気軽なカラーで美しい髪の状態を維持できます。
均一にカラー剤を全体に入れるフルカラーは仕上がりもそれなりに美しいですが、どうしても時間がかかり髪への負担が大きい面は否めません。
色の違う根本の毛が気になり始めたら美容室でのリタッチを
おしゃれ目的で好みの色にヘアカラーしたあとに、伸びた部分をカバーするのに役立つリタッチとは、白髪染めでもできる美容室でのカラーメニューです。
美容室ではグレイカラーとしてメニューに出していることもしばしば、しっかり染まる白髪染めもやがて色が落ちていきます。
特に白髪染めは生えてきた根元の白い髪の毛が目立つため、定期的なヘアカラーが必要です。
負担が大きいと言われる白髪染めですが、リタッチなら根本だけで済むため負担も大幅に軽減されます。
トレンドを追ったおしゃれなヘアカラーの後だけではなく、グレイカラー後の根元染めにも適しているのがリタッチカラーです。
ただ気を付けたいのはリタッチカラーとは全体染めではありませんので、あまり根本の毛が伸びてしまうとリタッチでは対応できないこともあります。
黒い髪の毛または白髪染めなら生えてきた根元の白い髪の毛が、大体2cm~3cmくらいまでが、美容室でリタッチできる長さです。
まとめ
ヘアカラー後に1㎝から2㎝程度の伸びた色の違う髪の毛へのカラーは、美容室でのメニューでも全体染めを選ぶ必要はありません。
リタッチで毛先まで染めることなく、根本だけにアプローチできます。