髪にいい食べ物と聞くとわかめなどの海藻類を思い浮かべませんか?
確かに、海藻も決して悪くはないのですが、髪がたんぱく質から
出来ていることを考えると、他にも役立つ食べ物はたくさんありそうです。
美しい髪を手に入れるには外側からのヘアケアだけではたりません。
肌と同じ、年齢を重ねるほどに内側からのケアも大事になってきます。
健やかな髪を保つためには何を食べればいいのか、
前回に引き続き今回も、毎日の食卓に取り入れてもらいたい食べ物をまとめてご紹介します。
白髪や抜け毛に黒ごま
ごまにはたくさんの栄養が含まれていることは
よく知られていると思うのですが、それは良質な脂質の他に、
鉄分などのミネラルも豊富に含まれているからです。
また、抗酸化作用のあるビタミンEも含まれていますから、
髪を老化から守り、健やかに保つサポートをしてくれます。
黒ごまも白ごまも栄養価的には変わらないとされていますが、
薬膳の世界では黒い食べ物は血を補い、髪に良いとされています。
ですから、黒ごまの方が白髪や抜け毛にも効果があると言われています。
唐辛子
血行を良くする食材として、カプサイシンを含む唐辛子もおすすめです。
辛いものが苦手なら、ぜひ辛味成分を色々な料理に取り入れてみてください。
唐辛子は単品で食べるよりも大豆製品と組み合わせることで効果が高まるといわれています。
唐辛子と豆腐といえば、韓国料理のチゲ鍋なんてよさそうですね。
レバー
ビタミンB群は新しい髪を育て、髪を健やかに保つために
必須の栄養素ですが、それらをまとめて摂れるのがレバーです。
亜鉛や鉄分などのミネラルも豊富ですし、女性には是非食べて欲しい成分ばかり。
苦手な人も多いと思うのですが、食べないのは実にもったいない食材の一つです。
わかめなどの海藻類
昔からわかめは髪に良いといわれてきましたが、それはヨードが含まれているからです。
血行を良くする働きから、頭皮を健康に保ち、抜け毛などに良いとされています。
・昆布
・めかぶ
・もずく
・ひじき
などの海藻類は是非毎日食べて欲しいものです。
単品ではなく組み合わせて食べること
これまでご紹介してきた食べ物は、どれも髪にいいものばかりですが、
かといってそればかりを食べていても効果が半減します。
大事なのはバランスよく食べることと、色々な食材を組み合わせることです。
食材はたくさんの種類を使った方が栄養バランスが良くなるので、
単品食べはせずに、朝昼晩と色々組み合わせを変えて献立を考えてみてください。
調理法、食べ方にも気をつけよう
いくら髪にいい食材といっても、
・揚げ物ばかり
・砂糖たっぷり
このような食べ方ではせっかくいい食材を選んでも意味がないでしょう。
砂糖や油の摂り過ぎは頭皮環境を悪化させる原因になってしまいます。
髪にいいものを食べるなら、素材の味を活かしてシンプルに食べるのが一番です。
揚げ物もたまにはいいですが、食べ過ぎないように気をつけましょう。
蒸したり煮たり、スープにするなど低カロリーでも楽しめる調理法を工夫してみてください。
寝る前に食べ過ぎない
夜遅くに食べることは胃腸に負担をかけます。
消化にも悪いですし、寝つきが悪くなると成長ホルモンの分泌に影響を与え、
丈夫な髪が作られなくなってしまいます。
また、いうまでもなく寝る前の食事は
そのまま蓄えられることになるので、太りますよね。
ダイエットの観点からもおすすめできません。
髪に良い食材をとっても意味がなくなってしまうので、
寝る直前の食事はやめておきましょう。
いくつになっても髪は食べ物で育て続ける!
髪は肌と同じで、食べたものから出来ています。
いくらヘアケア商品にお金をかけても、
食べ物をおろそかにしていては、美しい髪は作れません。
髪を美しくしたいなら食生活の見直しは必須です。
もし今自分の髪を気に入っていなくても、食べるものから見直していけば、
時間はかかりますが髪質は変わっていきます。
丈夫で健康な髪を生やすためにも、ヘアケア商品だけなく、
ぜひ食べるものから見直してください。